こんにちは、グリーンラボ管理人のkuniです。
「グリップがテカってきたけど、まだ使えるかな」「太さって正直どれも同じに見える」と迷ったことはありませんか。私も昔は見た目だけでグリップを選んで、握るたびにフェースが開いて悩んだ時期がありました。
この記事では、グリップの太さ・素材・種類の選び方と、劣化のサイン、自分に合うタイプの見つけ方まで、実体験を交えて解説していきます。
- 1グリップの太さは球筋にも影響する重要なパーツ
- 2素材はラバー・コード・ハイブリッドで滑りにくさが変わる
- 3テカリやすべりを感じたら交換のサイン
- 4手の大きさや悩みに合わせて太さを微調整すると力みが減る
ゴルフグリップの選び方の基本
グリップはクラブの中で唯一、体と直接触れるパーツです。ここが合っていないと、どれだけ良いクラブを使っても本来の性能を引き出せません。
意外と見落とされがちですが、シャフトやヘッドを買い替える前に、まずグリップを見直すだけでスイングが安定するケースは少なくありません。
この記事では太さ・素材・種類ごとの特徴を整理しながら、初心者でも失敗しにくい選び方の手順を紹介していきます。
グリップの役割とスイングへの影響
グリップはクラブヘッドの向きやフェースの動きを手に伝える、いわば体とクラブの通信ケーブルのような存在です。ここが劣化していたり太さが合っていなかったりすると、無意識に握力を強めてしまいます。
握力が強くなると前腕が固まり、手首の返しがぎこちなくなります。結果としてフェースの向きが安定せず、スライスやフックといったミスにつながりやすくなるんですよね。
特にラウンド終盤になるほど疲労で握り込みが強くなりやすいので、グリップが滑りにくいだけでラウンド後半のミスを減らせることもあります。
太さ(コアサイズ)の考え方

グリップの太さは「コアサイズ」と呼ばれる内径で決まり、一般的にはM58・M60・M62といった型番で表されます。数字が大きいほど内径も太くなる仕組みです。
市販のグリップはノーマル(標準)を基準に、アンダーサイズ・ミッドサイズ・オーバーサイズが用意されています。既製品のクラブはメーカーの標準体型に合わせてあるだけなので、自分の手に合うとは限りません。
さらに、下に巻くテープの枚数を増減させることでも太さを微調整できます。ワンサイズだけ変えたい場合は、グリップ自体を変えずにテープの巻き数で対応する方法もよく使われます。
ショップでフィッティングを受ける場合は、この巻き数調整まで含めて提案してくれることが多いので、迷ったら一度相談してみるのもおすすめです。
素材(ラバー/コード/ハイブリッド)の違い

グリップの素材は大きく分けてラバー、コード入り、ハイブリッドの3種類です。ラバーは柔らかく手になじみやすい反面、雨や汗に弱いという弱点があります。
コード入りは糸状の繊維を編み込んであるため、濡れた状態でもグリップ力が落ちにくいのが特徴です。ハイブリッドはその中間で、しっとりした握り心地とグリップ力を両立させています。
最近はポリウレタン素材を使った高耐久タイプも増えており、耐摩耗性を重視するならこうした新素材も候補に入れる価値があります。
バックライン・ノンバックラインの違い
グリップの内側に一本の筋(バックライン)が入っているタイプと、入っていないノンバックラインタイプがあります。バックラインは指を置く位置の目印になり、グリップの向きを毎回そろえやすくなります。
一方でノンバックラインは、握る感覚を自分の手の感覚だけで微調整したい人向けです。どちらが正解というわけではなく、再現性を重視するか、感覚の自由度を重視するかで選ぶといいでしょう。
迷ったらまずはバックライン入りから試してみるのがおすすめです。毎回同じ位置で握れるようになると、練習の成果がスコアに反映されやすくなります。
豆知識
グリップの重さは1本あたり数グラム程度の違いですが、13本以上まとめて交換すると総重量やスイングバランスにわずかに影響することがあります。全番手を同じ銘柄・重さで揃えると振り心地が安定しますよ。
特に軽量シャフトを使っている人は、グリップの重さがスイングバランスに与える影響が相対的に大きくなるため、交換前にメーカーの公式スペック表を確認しておくと安心です。迷ったらショップのスタッフに相談すると、手持ちのクラブに合う組み合わせを教えてもらえることが多いです。
おすすめゴルフグリップ比較(タイプ別)
ここからはタイプ別に、どんな人にどのグリップが向いているかを整理していきます。銘柄名だけで選ぶより、まず自分がどのタイプに当てはまるかを確認してみてください。
有名メーカーのグリップはどれも一定の品質基準を満たしているので、極端な失敗は少ないです。ただし相性の良し悪しは人によって分かれるので、複数タイプを知っておくと選びやすくなります。
定番ラバーグリップのおすすめ
定番どころではゴルフプライドのツアーベルベットのような、しっとりした握り心地のラバーグリップが根強い人気です。癖がなく、多くのプロも使用している安心感があります。
初めてグリップを交換するなら、まずはこの手のオーソドックスなラバーグリップから試すのがおすすめです。極端な特徴がない分、失敗しにくいというメリットがあります。
価格も比較的手頃なものが多いので、13本まとめて交換する際のコストを抑えたい人にも向いています。
| ブランド例 | 系統 | 特徴 |
|---|---|---|
| ゴルフプライド ツアーベルベット | ラバー | 癖のない定番の握り心地、プロの使用率も高い |
| ゴルフプライド MCCシリーズ | ハーフコード | 上半分ラバー・下半分コードでバランス重視 |
| IOMIC(イオミック) | ソフト・低反発 | 衝撃吸収性が高く、日本人の手に合わせた設計 |
| Winn(ウィン) | ソフトラバー | とにかく柔らかく吸い付くような握り心地 |
コード入りグリップのおすすめ(雨・汗に強い)
手汗が多い人や、雨の日にもラウンドすることが多い人には、コード入りのグリップが向いています。ざらついた質感がしっかり手に食いつき、握力に頼らなくても滑りにくいのが強みです。
ただしザラザラ感が苦手な人もいるので、可能であれば練習場で一度試してから本数を決めることをおすすめします。手のひらに合わないと、逆にマメができやすくなることもあります。
私の周りでも、真夏だけコード入りに替えて乗り切るゴルフ仲間が何人かいます。季節によって使い分けるという発想も持っておくと選択の幅が広がります。
ゴルフプライドのMCCシリーズのように、上半分がラバー・下半分がコードというハーフコードタイプも人気です。握り心地とグリップ力のバランスを取りたい人に向いています。
雨の日にラウンドすることが多い人は、思い切ってドライバーからパターまで全番手をコード系で揃えてしまうのも一つの割り切り方です。
ソフト系・振動吸収タイプのおすすめ
IOMICのような低反発素材を使ったソフト系グリップは、インパクトの衝撃をやわらげてくれるのが特徴です。手首や肘に負担を感じやすい人には試す価値があります。
柔らかい分、太さの見た目より実際に握った感触が細く感じることもあるので、購入時は普段よりワンサイズ太めを検討してもいいかもしれません。
年配のゴルファーや、練習量が多くて手首に違和感を覚えることがある人からの支持が厚いタイプでもあります。
価格はやや高めですが、体への負担を減らせるメリットを考えると、長くゴルフを続けたい人にとっては十分に見合う投資だと感じます。
レディース・シニア向けグリップの選び方
レディース用や年配の方向けのグリップは、女性や握力が落ちてきた人でも力まずに握れるよう、やや細身かつ軽量に作られているものが多いです。
握力に自信がない人が太いグリップを使うと、余計な力が入ってスイングリズムが崩れがちです。無理に太いグリップを選ばず、自分が楽に握れる太さを優先してください。
最近はカラーバリエーションが豊富なモデルも増えており、機能性だけでなく見た目の好みで選べる選択肢も広がっています。
パートナーや親御さんへのプレゼントとしてクラブを検討する場合も、グリップの太さと素材を事前にチェックしておくと、実際に握ったときのギャップを防げます。
◆kuniのワンポイントアドバイス
私は九州在住で夏場の湿度がかなり高いのですが、以前ラバーグリップだけで13本揃えていたら、真夏のラウンドで手汗のせいでクラブがすっぽ抜けそうになったことがあります。それ以来、ドライバーとアイアン数本だけコード入りに変えたら、汗をかいても不安なく振れるようになりました。
全部同じ素材にこだわらず、使用頻度の高いクラブだけ変えるのも一つの手ですよ。ゴルフ仲間にも同じ悩みを持つ人が多く、この方法をすすめると好評でした。
グリップ交換のサインとタイミング
グリップは消耗品なので、見た目がきれいでも性能は少しずつ落ちていきます。ここでは交換のサインを具体的に見ていきます。
テカリ・すべりのサインを見逃さない

グリップ表面が黒光りしてテカってきたら、滑り止めの凹凸がすり減っているサインです。触ったときにザラつきが感じられなくなっていたら要注意です。
特に手のひらが当たる部分だけツルツルになっているグリップは、握るたびに微妙に手の中でクラブが動いてしまい、方向性を安定させにくくなります。
爪を軽く立てて表面をなぞってみて、引っかかりをほとんど感じない場合も交換のサインの一つです。
雨上がりの練習場で「なんだかいつもよりグリップが滑る」と感じたら、それは湿気のせいだけでなく、劣化のサインが表面化しているだけということもよくあります。
注意
ひび割れや部分的なへこみがあるグリップは、雨天時に滑りやすく非常に危険です。見た目だけで「まだ大丈夫」と判断せず、ひび割れを見つけたら早めに交換してください。
交換時期の目安(ラウンド数・年数)
目安としては、月2〜3回ラウンドする人でおよそ1年に1回、練習頻度が高い人はもう少し短いスパンでの交換がすすめられています。あくまで目安なので、感触が変わってきたら早めに見直すのが安心です。
練習場だけで振り込む人は雨に当たる機会が少ない分、劣化はゆっくりですが、素振り用に使い込むクラブは想像以上に摩耗が早いので注意してください。
逆に年に数回しかラウンドしない人でも、素材の経年劣化は進むため、購入から3年以上経っているグリップは一度状態を確認しておくと安心です。
季節・気候による劣化の違い
紫外線や高温はゴム製のグリップを硬化させ、ひび割れの原因になります。夏場に炎天下の車内へゴルフバッグを放置するのは、実はグリップにとってかなり過酷な環境です。
逆に冬場は寒さで素材が硬くなり、握り心地が変わったと感じることもあります。季節の変わり目に一度、手で触って感触を確認する習慣をつけておくと安心です。
湿度が高い梅雨時期は、素材によってはベタつきが出ることもあるので、シーズンごとに複数のグリップを使い分けている上級者もいます。
| 素材タイプ | グリップ力 | 価格帯の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ラバー(定番) | 標準 | 1本800〜1,500円 | 初めて交換する人・癖のない握り心地を求める人 |
| コード入り | 高い(濡れても強い) | 1本1,000〜2,000円 | 手汗が多い人・雨天ラウンドが多い人 |
| ハーフコード | やや高い | 1本1,200〜2,200円 | 握り心地とグリップ力のバランスを取りたい人 |
| ソフト・低反発 | 標準〜やや高い | 1本1,500〜2,500円 | 手首や肘の負担を減らしたい人 |
| レディース・シニア向け | 標準 | 1本800〜1,800円 | 握力に自信がない人・軽さを重視する人 |
自分に合う太さ・素材の選び方チェックリスト
ここまでの情報を踏まえて、実際に自分にはどの太さ・素材が合うのかを具体的に考えていきましょう。
手の大きさ・グローブサイズとの関係
目安として、グローブのサイズが21〜22cm程度ならアンダーサイズ、23〜24cmなら標準、25cm以上ならミッドサイズやオーバーサイズを検討するとバランスが取りやすいです。
あくまで目安なので、同じグローブサイズでも指の長さや手のひらの厚みによって感じ方は変わります。可能であれば店頭で実際に握って確認するのが一番確実です。
普段使っているグローブのタグを確認するだけでも目安が分かるので、グリップを検討する前に一度チェックしておくとスムーズです。
| グローブサイズ | 推奨コアサイズの目安 | 手の特徴 |
|---|---|---|
| 19〜20cm | アンダーサイズ(M58前後) | 手が小さめ・指が細め |
| 21〜22cm | アンダーサイズ〜標準(M58〜M60) | 女性やシニアに多いサイズ |
| 23〜24cm | 標準(M60) | 男性で最も多いボリュームゾーン |
| 25cm以上 | ミッド〜オーバーサイズ(M62以上) | 手のひらが厚い・指が長い |
ポイント
グリップは素手ではなくグローブを着けた状態で握って確認してください。素手で選ぶと、実際にラウンドで使うときの太さの感覚とズレてしまうことがあります。
店頭で試す際は、実際にクラブを振ってみて手の中でグリップが動かないかどうかもあわせてチェックすると、より実戦に近い判断ができます。
スライス・フックの悩み別の太さ調整
スライスに悩んでいる人は、グリップをワンサイズ太めにすると手首の返りが穏やかになり、フェースが開きにくくなる傾向があります。逆にフックが出やすい人は、細めにすることで手首を返しやすくなることがあります。
ただしこれは万能の解決策ではなく、あくまでスイングの癖を補助する調整の一つです。極端に太さを変えるより、まずは0.5〜1ランク単位で試してみるのが安全です。
太さを変えても改善が見られない場合は、グリップよりもアドレスや体の使い方に原因があることも多いので、練習の中で総合的に見直してみてください。
私自身、スライスに悩んでいた時期にグリップをワンサイズ太くしただけで、手首の使いすぎが落ち着いて球筋が安定した経験があります。すべての人に効くわけではありませんが、試す価値のある調整方法です。
握り方(オーバーラッピングなど)との相性

オーバーラッピンググリップやインターロッキンググリップなど、握り方によっても手に当たる圧の位置が変わります。太めのグリップは指を絡めるインターロッキングだと窮屈に感じる人もいます。
自分の握り方でしっくりくるかどうかは、実際に素振りをしてみないと分かりません。購入前に試打クラブなどで一度確認できると失敗が少なくなります。
握り方は年々変わることもあるので、フォームを変えたタイミングでグリップとの相性も一緒に見直すと、違和感に早く気づけます。
豆知識
プロの中にも、あえて左手側だけ太いグリップに変えて手首の使いすぎを抑えているケースがあります。左右で違う太さを試すのは上級者向けの調整方法ですが、こういう選択肢があることも知っておくと参考になります。
パター用グリップは別に考える
ここまではウッドやアイアン用のグリップを中心に解説してきましたが、パターのグリップは太さの考え方がまったく異なります。近年は手首の動きを抑えるために、あえて極太タイプを選ぶ人が増えています。
パットの安定感を重視するなら、SuperStrokeのような太めのパターグリップも選択肢に入れてみてください。ウッド・アイアン用のグリップとは別枠で検討するのがおすすめです。
パターだけは他のクラブと違う交換サイクルで考える人も多く、パットの調子が悪いと感じたときに真っ先にグリップを見直すゴルファーも少なくありません。
グリップ交換とお手入れの基本
グリップは自分で交換することもできますが、本数が多いと手間がかかります。ここでは交換とお手入れの基本を簡単に押さえておきましょう。
自分で交換する場合の基本手順
両面テープを巻いて専用の溶剤を流し込み、古いグリップを引き抜いてから新しいグリップを滑り込ませるのが基本の流れです。工具さえあれば1本あたり数分で作業できます。
ただし乾燥時間が不十分だと本番でグリップがズレる原因になるので、慣れないうちは無理に自分でやらず、費用と手間を比較して店舗に依頼するのも十分アリな選択肢です。交換の具体的な費用や手順は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
初めて自分で交換する場合は、まず使わなくなった古いクラブ1本で練習してからメインのクラブに挑戦すると失敗しにくいです。
注意
購入したばかりの新品クラブを自分でグリップ交換すると、メーカーによっては保証の対象外になることがあります。保証期間中のクラブは、まずメーカーや購入店に確認してから作業するようにしてください。
長持ちさせるお手入れのコツ
ラウンド後に固く絞った濡れタオルで表面の汗や砂を拭き取るだけで、劣化のスピードはかなり変わります。特に手汗をかきやすい人ほど、この一手間が効果的です。
保管する際は直射日光や高温の車内を避け、風通しの良い場所にバッグを置くようにしてください。ちょっとした習慣の違いが、グリップの寿命を大きく左右します。
中性洗剤を薄めた水で軽く洗い、しっかり乾かしてから保管すると、コード入りグリップの目詰まりも防げて長持ちしやすくなります。
私はラウンドバッグに小さいタオルを1枚常備していて、9ホールごとにさっとグリップを拭くようにしています。これだけで後半の滑りにくさがかなり変わる実感があります。
◆kuniのワンポイントアドバイス
グリップ交換って、正直「まだ滑らないから大丈夫」と後回しにしがちなんですよね。私も以前、2シーズンくらい交換をサボっていた時期があって、久しぶりに新品に替えたら「こんなに振りやすかったんだ」と驚いた記憶があります。
太さや素材を選ぶ以前に、まず今のグリップの状態を一度チェックしてみることをおすすめします。意外と自分では気づきにくい部分なので、ラウンド仲間に握らせてもらって感想を聞くのもいい方法です。
もし「グリップを変えても振りやすさが変わらない」と感じる場合は、グリップだけでなくクラブ自体が体に合っていない可能性もあります。使わなくなった古いクラブがあれば、査定に出して次の一本の資金に充てるのも一つの方法です。
特にシャフトが硬すぎる・重すぎるクラブを我慢して使い続けているケースは、グリップ調整だけでは解決できないことが多いです。
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ゴルフグリップに関するよくある質問(FAQ)
Q1. グリップの太さはどうやって測ればいいですか?
A. 専用のノギスなどで直径を測る方法もありますが、初心者の方はグローブのサイズを目安にするのが簡単です。21〜22cmはアンダーサイズ、23〜24cmは標準、25cm以上はミッド〜オーバーサイズを目安に検討してみてください。
手のひらの厚みによって感じ方が変わるため、可能であれば実際に握って確かめるのが確実です。ショップによっては試し握り用のサンプルを用意していることもあるので、店員さんに相談してみるのもおすすめです。
Q2. グリップ交換はどれくらいの頻度で行うべきですか?
A. 月2〜3回ラウンドする人でおよそ1年に1回が目安です。ただしテカリやひび割れが見えたら、期間にかかわらず早めに交換することをおすすめします。練習頻度が高い人や、車内保管が多い人はもう少し短いスパンで状態を確認しておくと安心です。年に数回しか使わない人でも、素材自体は徐々に劣化していくので、購入から数年経っている場合は一度状態をチェックしておきましょう。
Q3. 全番手を同じグリップに揃えるべきですか?
A. 基本的には統一した方が振り心地が安定しやすいです。ただし使用頻度の高いドライバーやアイアン数本だけコード入りに変えるといった、部分的な調整をしている人もいます。予算に応じて段階的に交換するのも現実的な方法です。まずはよく使うクラブから優先的に交換していくと、費用の負担も分散できます。
Q4. 太いグリップと細いグリップ、どちらが飛距離に有利ですか?
A. 太さ自体が直接飛距離を決めるわけではありません。ただし手首の動きやすさに影響するため、自分に合わない太さだとフェースが安定せず、結果的にミスショットで飛距離を落とすことにつながります。
まずは自分が力まずに握れる太さを優先し、その上でスイングの再現性を高めていくのが結果的に飛距離アップの近道です。太さより先にヘッドスピードやミート率を見直した方が、効果は大きいこともあります。
Q5. コード入りグリップはザラザラして痛くなりませんか?
A. 素手で強く握りすぎると摩擦でマメができることがあります。グローブを着用してプレーする、あるいは握圧を少し緩めることで痛みを軽減できます。心配な場合は、上半分がラバーのハーフコードタイプから試すのもおすすめです。初めてコード系を試す人は、まず1本だけ交換して感触を確かめてから本数を増やすと失敗が少なくなります。
Q6. 自分でグリップ交換するのは難しいですか?
A. 両面テープと溶剤、グリップ、作業台があれば初心者でも交換は可能です。ただし本数が多い場合や失敗が不安な場合は、店舗に依頼した方が仕上がりも安定します。最初は不要なクラブで練習してから本番に挑むと安心です。工具一式は数千円程度で揃うため、今後も定期的に自分で交換したい人にとっては投資する価値があります。
記事のポイントをまとめます。
- グリップは体とクラブをつなぐ唯一の接点で、劣化を放置すると余計な力みにつながる
- 太さはM58・M60・M62といったコアサイズで表され、既製品は標準体型に合わせて作られている
- 下巻きテープの枚数でも太さを微調整できる
- 素材はラバー・コード入り・ハイブリッドの3タイプに分かれる
- ラバーは癖がなく初めての交換に向いている
- コード入りは手汗や雨天のラウンドが多い人に向いている
- ハーフコードは握り心地とグリップ力のバランスを取りたい人向け
- ソフト系・低反発タイプは手首や肘への負担を軽減しやすい
- レディース・シニア向けは細身・軽量で握力に自信がない人に向いている
- テカリやひび割れは交換のサイン、見た目だけで判断しない
- 交換の目安は月2〜3回ラウンドする人でおよそ1年に1回
- 紫外線や高温はグリップの硬化・ひび割れを早める
- グローブサイズを目安に太さを選ぶと失敗しにくい
- スライス・フックの悩みに応じて太さを微調整する方法もある
- ラウンド後の拭き取りと直射日光を避けた保管で寿命が延びる
- パター用グリップはウッド・アイアンとは別の考え方で選ぶとよい
- 新品クラブのグリップ交換は保証への影響を事前に確認しておく
グリップは地味なパーツですが、スイングの安定性に直結する意外と大事な部分です。今の状態を一度チェックして、自分に合う太さ・素材を見直してみてくださいね。
クラブやボールほど注目されにくい部分だからこそ、他の人と差がつきやすいポイントでもあります。まずは今使っているグリップを触って、状態を確認するところから始めてみてください。
正確な価格や在庫状況は、各販売サイトの公式ページでご確認ください。長く使う道具だからこそ、じっくり比較して選んでみてください。